巻き爪外来

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自治医科大学地域医療後期研修プログラム 地域研修医療機関認定病院

巻き爪(陥入爪)の超弾性ワイヤーを用いた爪矯正法

 当院外科外来では、平成17年7月より超弾性ワイヤーを用いた巻き爪、陥入爪(かんにゅそう)の新しい治療を始めました。この治療法は、手術ではなく爪矯正ですのでまったく痛みはなく麻酔も必要としませんし、爪が狭くなることもありません。爪に形状記憶合金でできた特殊なワイヤーを装着してゆっくり自然に矯正していきます。治療期間は数ヶ月から1年かかることもありますが、その間全く普通どおりの生活ができますし、外来通院も2ヶ月に1回程度ですみます。

超弾性ワイヤーの装着方法

 巻き爪(陥入爪)の原因の一番は繰り返してきた「深爪」です。その他に爪の外傷やパンプスなど足に合わない靴、卓球・テニス・登山など靴の中で爪に負担がかかるスポーツなどが原因といわれています。爪の脇が赤く炎症を起こして膿が貯まる爪周囲炎(?疽)という状態もありますが、この治療法を始めてから、炎症を起こしていなくても爪が食い込んでいるために日常的に痛みに悩んでいる人がいかに多いかを知りました。超弾性ワイヤーによる爪矯正法で面白いように爪が平らに矯正され、長年の痛みからウソのように解放されたということをよく経験します。しかし、実際に治療していますとワイヤーを外した後に、また巻き爪に戻ってしまうという、いわゆる再発もよく経験します(もちろんそのまま治ってしまう人もいます)。再発しないためには深爪や上述した原因となっていることを止め、足の親指を踏みしめるように毎日たくさん歩けばいいのですが、現実には癖になっている歩き方を変えることも、毎日たくさん歩くことも困難です。一般に再発してしまう治療法は受け入れがたいものですが、この治療法に限っては再度希望する患者さんたちが多いのも特徴です。痛くもなく簡単に気軽に受けられる治療法ということがその理由のようです。例えが適切かどうか分かりませんが、美容院でパーマをかけ、パーマがとれてきたらまた美容院に行ってパーマをかけてもらう気楽さに似ているのかもしれません。


素足を見せることの多い夏にはビーズを使ったおしゃれ(つめピアス?)もできます。

その他の外来でできる簡単な爪の処置法

Cotton Packing

爪が伸びるまで一時的に
痛みを和らげる方法
Tube Splinting

爪周囲炎に対する簡単な処置法