肛門外科

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自治医科大学地域医療後期研修プログラム 地域研修医療機関認定病院

痔疾患は最も代表的な日常疾患で、当院では年間延べ外来患者数2500〜3000人、年間手術件数180〜200例と大変多くなっています。手術は概ね1泊2日〜2泊3日で行っています。痔核・裂肛・痔瘻(肛門周囲膿瘍)の他、直腸脱・肛門皮垂に対する手術も行っています。

痔核(いぼ痔) 裂肛(切れ痔) 痔瘻
 痔の治療の基本は何といっても規則正しい排便習慣です。便秘の人には下剤を、下痢の人には整腸剤をという訳です。お酒、香辛料も良くありません。
 それでだめでも、軟膏や坐薬がありますし、その他に軽い出血には硬化療法、痔の脱出にはゴム輪結紮術などといった麻酔も必要としない簡便な外来処置法もあります。
 それでもダメならいよいよ手術となります。痔の手術といえば、痛くて、恥ずかしくて、2週間くらいの長い入院といったイメージがあり、事実ひと昔前はそうでしたが、最近ではずいぶん楽になっています。入院は普通1泊2日ないし2泊3日で、手術後の痛みも鎮痛薬を飲む人が半分、飲まないですむ人が半分といった程度です。以前はどうしてもダメでいよいよとなったら最後の手段として手術を考えていましたが、手術が簡便になったおかげでむしろ長期に悩むより早く手術をしてしまった方がよほど快適な日常生活に戻れるのではないかとさえ思われます。

“切らずに治す”新しい痔核(いぼ痔)の治療法

ALTA(ジオン)四段階注射法による内痔核硬化療法

PPH法:術後の痛みが少なく、全周性の痔核や肛門脱に行います。

結紮切除法:以前から行われている痔核の標準的な手術方法です。

肛門美容形成

いぼ痔と言うほどでないにしても、肛門の周囲の皮膚がまるでいぼ痔のようにたるんで飛び出している状態があります。これを肛門スキンタッグ(肛門皮垂)といいます。その昔にいぼ痔が腫れていたことがある人に多く、その本態は以前腫れていた外痔核の成れの果ての姿です。腫れがひいてしぼんだ状態ですので病気として扱われず軽視されがちでが、本人にしてみれば肛門の違和感や不快感の原因になっていることも多いようです。
当院では、肛門美容形成の考え方を取り入れ、スキンタッグの切除も行っています。

裂肛(切れ痔)の手術
ある日、硬い便などによって肛門上皮がチョッと切れて真っ赤な血が出るといったものを急性裂肛といいます。多くは一時的なものですぐに治ります。これを日常的に繰り返すとだんだん慢性裂肛となり、しっかりとした切れ痔(肛門潰瘍)となります。症状は排便時の痛みと、痛みのために肛門括約筋が過緊張状態となり結果的に肛門狭窄・排便困難といった悪循環に陥ります。そうなると、肛門を広げる手術が必要となります。手術方法には、「用手肛門拡張術」「側方内括約筋切開術」「皮膚弁移動術」などがあります。

痔瘻の手術(Seton法)
肛門の周りに膿がたまる「肛門周囲膿瘍」。排膿して軽快した後、約40%の人はそのまま治ってしまいますが、約60%の人はいずれ痔瘻へと進展します。痔瘻になったら手術するしかありません。当院では簡便で応用範囲の広いSeton(シートン)法を標準的に行っています。

肛門・直腸脱の手術
肛門直腸脱は、肛門や直腸までもが反転してお尻の外に飛び出してしまう状態ですが、むしろ痔よりもひとり悶々と悩んでしまうかも知れません。肛門括約筋が緩んできたご高齢の方に多いように思われますが、時々若い人にも見られます。
ご高齢の方や脱出程度が比較的軽い患者さんには、伸縮性ポリエステルメッシュを用いたGant-三輪-Thiersch法やDelorme法を経肛門的に簡便に行っています。一方、若い人で社会的活動性の高い方や脱出腸管が長い人には、より確実な方法として開腹下に直腸固定術を行っています。

手術数推移

外来診療担当医表

平成29.5.1現在

科別 診察室 午前
午後
受付
時間
外科
肛門外科
1診 午前 8:30

11:30
高橋大二郎 石橋敏光 石橋敏光 石橋敏光 清水徹一郎

2・3

石橋敏光 清水徹一郎
高橋大二郎
清水徹一郎 清水徹一郎
高橋大二郎
石橋敏光
高橋大二郎